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【収納DIY】初心者でも失敗しない!コツと注意点をわかりやすく解説

DIY

自分の家のスペースにちょうど合う収納ボックスがない!!!って事、結構ありますよね。
自分の家に合った物が見つからなくてDIYをはじめた人は結構いると思います。

DIYで収納ボックスを作ると、部屋にぴったりサイズの収納が手に入るだけでなく、「自分で作った達成感」も得られます。でも実は、初心者がやりがちな“うっかりミス”が多いジャンルでもあるんです。

DIYは、失敗を重ねて成長していきます。だから、失敗してもいいんです。失敗はチャンスと捉えて次に生かしましょう。

って、これじゃ記事にならないっ(笑)
できれば、失敗なんてしたくないですよね(笑)わかります!

今回は、収納ボックス作りのコツと、よくある失敗の回避法を丁寧に紹介していきます。

  1. 収納ボックスDIYの魅力とは?
    1. 空きスペースにジャストフィット!
    2. 好きな色や素材で、部屋に統一感が生まれる
    3. キャスター付きで、使い勝手もグンとアップ!
    4. 子どものおもちゃ・文房具・季節物の収納にぴったり!
  2. 収納DIYでよくある「サイズ測定ミス」って?
  3. 失敗しないためのコツ「余裕寸法」がカギ!
    1. どうして余裕が必要なの?
    2. どのくらい余裕を見ればいいの?
    3. ワンポイントアドバイス
  4. 板の厚みを忘れた設計ミス※重要
  5. 対策|外寸ではなく“内寸”を意識した設計を!
    1. 板の厚みは思ったより“効いてくる”
    2. DIY設計のときに意識するべきポイント
    3. よくある失敗例|こんなはずじゃなかった…
    4. 「モノありき」で考えるのがDIY成功のコツ!
  6. ビス打ちの落とし穴!よくある失敗とその原因とは?
  7. 対策|「下穴を開けて、位置と角度を意識して打つ」
    1. なぜ下穴が必要なのか?
    2. ビス位置は「端から15mm以上内側」が鉄則
    3. ビスをまっすぐ打つコツ
    4. ビス1本の扱いがDIYの完成度を左右する
  8. 「耐荷重」を見落としたDIYの落とし穴
  9. 対策|収納するモノに応じた「板厚」と「補強」の設計がカギ
    1. 基準となる板の厚みとは?
    2. さらに安定感を高める「補強」の工夫
      1. 1. 裏側に「桟木(さんぎ)」を取り付ける
      2. 2. サイドに「L字金具」や「補強プレート」を入れる
      3. 3. 中央に「縦の支柱」を入れる
  10. 初心者でも作れる!収納ボックスDIYの基本ステップ<例>
    1. 材料と道具|まずはここから準備!
    2. 木工用ボンド
    3. ビス(25mm程度)
    4. ドライバーまたは 電動ドライバー
    5. 塗料・ワックス(お好みで)
    6. キャスターや取っ手(オプション)
  11. 作り方の流れ|順番通りで失敗なし!
    1. 1. 板を設計寸法どおりにカットする
    2. 2. 仮組みでイメージを確認
    3. 3. 木工用ボンドを塗って、順に組み立てる
    4. 4. 下穴を開けてビス止めする
    5. 5. 塗装やワックスで仕上げる
    6. 6. キャスターや取っ手を取り付けて完成!
  12. まとめ|収納ボックスDIYは「手軽で奥が深い」

収納ボックスDIYの魅力とは?

「ここにぴったりの収納が欲しい」――その願い、DIYなら叶います!

収納ボックスは、アイデア次第でどんな空間にもフィットする“万能アイテムです。しかも、自分で作るからこそ「使いやすさ」も「見た目」も妥協なし。
市販品では満たせないこだわりを、自分の手で形にできるのが最大の魅力です。

では、収納ボックスDIYにはどんなメリットがあるのか?詳しく見ていきましょう。


空きスペースにジャストフィット!

「あと数センチ狭ければ入るのに…」
「奥行きが足りなくてムダな空間ができてしまった」

こんな経験、一度はありませんか?

既製品だと、サイズの選択肢が限られていて、“惜しい”収納になりがち。でもDIYなら、自分で設計できるので、幅も高さも奥行きも、すべて思い通り

壁と家具のすき間や、棚下のデッドスペースなど、「ここにちょうどいい収納が欲しかった!」という願いを叶えられるのは、DIYならではの醍醐味です。


好きな色や素材で、部屋に統一感が生まれる

インテリアにこだわっていると、収納も「デザインの一部」にしたくなりますよね。

既製品では、

  • 部屋の雰囲気と色味がちょっと合わない
  • 素材が安っぽくて浮いてしまう
  • 他の家具とチグハグな印象になる

…ということも少なくありません。

でもDIYなら、好みの木材・塗装・取っ手・脚パーツまで自由自在。ナチュラル、ヴィンテージ、北欧風など、自分の部屋のテイストに合わせて“ぴったりの見た目”に仕上げることができます。

収納は見せる時代。DIYなら、「置いてあるだけで映える収納ボックス」も夢じゃありません。


キャスター付きで、使い勝手もグンとアップ!

床に直置きの収納って、掃除のたびに持ち上げるのが面倒だったり、奥にある物を取り出しづらかったりしませんか?

そんなときは、キャスターをつければ一発解決

  • 掃除機をかけるときにサッと移動できる
  • 高さのある棚下に、引き出し感覚で使える
  • 子どもでも簡単に引き出せる

など、暮らしの中での小さなストレスを減らしてくれる工夫も、DIYなら簡単に取り入れられます。


子どものおもちゃ・文房具・季節物の収納にぴったり!

収納ボックスDIYは、家庭内の「小さなものたち」を整理整頓するのに大活躍します。

たとえば――

  • 散らかりがちなおもちゃを、子どもの手が届く高さで収納
  • リビングに散らばる文房具を、机の下にぴったり収まるサイズで
  • シーズンオフの服やグッズを、ベッド下にスッとしまえる箱に

などなど、生活スタイルに合わせた収納アイデアが自由に実現できるのが、DIY収納の嬉しいところです。

市販の収納では「ちょっと合わない」「もう少し工夫できたらいいのに」と思うことも多いですが、DIYならそれを“理想の形”に仕立てられます。


収納ボックスDIYの魅力は充分に伝わったと思います。
それでは、収納ボックスのよくあるミスとその対策の解説をしていきましょう。


収納DIYでよくある「サイズ測定ミス」って?

収納ボックスや棚を自作していると、意外とよくあるのが――
「測ったはずなのに、完成品が入らない!」という“あるある失敗”。

たとえば、クローゼットやちょっとしたすき間にぴったりハマるように…と思って、
キッチリ計ったつもりが、いざ完成してみると、

「ん? 入らない…?」
「あれ、なんで!?ちゃんと測ったのに…(泣)」

という悲劇、経験ありませんか?

実はこれ、DIY初心者だけじゃなく、慣れてきた人でもついやってしまうミスなんです。
それもそのはず。サイズ測定って一見カンタンそうに見えて、実はかなり“落とし穴”がある作業なんですよね。


失敗しないためのコツ「余裕寸法」がカギ!

この失敗を防ぐために大事なのが、ずばり
「少しの余裕を見込んでおく」こと

いわゆる「余裕寸法」を意識するだけで、グッと収納DIYの成功率が上がります!


どうして余裕が必要なの?

家具や収納を作る際、測った数値だけを信じて“ジャストサイズ”で作ってしまうと…

  • 壁や床が微妙に歪んでいる
  • 入れたい場所に段差やモール(配線カバー)があった
  • 実は自分の測り方に少しズレがあった
  • 材料の厚みやビスの分を忘れていた
  • 塗装や加工で数ミリ厚くなった

…など、「計算外の誤差」があとから出てくることが本当に多いんです。

このわずかな誤差が、ぴったりサイズだと命取りになります。


どのくらい余裕を見ればいいの?

目安としては…

  • 幅:5〜10mm
  • 奥行き:5〜10mm
  • 高さ:5〜10mm

このくらいの「ちょっとしたゆとり」を設けておくと、かなり安心です。

特に、床から天井までの棚や収納を作るときは、上部に5mm以上の余白がないとハマらないケースが多いので注意!

ワンポイントアドバイス

  • メジャーの“外側”ではなく、“内側”で測る癖をつけよう
     → 厚み分を差し引けるので、より正確に
  • 設計図には「完成サイズ」ではなく、「収納予定スペースの実寸」も書いておく
     → 設置場所とのズレが見える化します
  • 最終的には、現地での“仮当て”も大切!
     → ダンボールや発泡スチロールで、サイズ確認用の「模型」を作るのもおすすめです

板の厚みを忘れた設計ミス※重要

収納ボックスや棚をDIYで作るときに、ついついやってしまいがちなミスのひとつが、
“板の厚みを考えずに設計してしまう”こと

特に、まだDIYに慣れていないうちは、つい「外寸」だけを意識して寸法を決めてしまいがちです。

たとえば、

「幅30cmの箱を作って、この中にA4のファイルをしまおう」
と考えて設計し、実際に完成してみたら…

いざ中に入れようとしても、

「あれ?入らない!? ファイルがギリギリ引っかかる…」

ということが起きてしまうんです。

実はこれ、DIYでよくある「内寸」と「板厚」の落とし穴
せっかく完成して喜んでいたのに、活用できないんじゃ本当がっかりしちゃいますよね。

でも、もう大丈夫です。本記事を読んでる皆さんはラッキーです。
今しっかりと対策とコツを学ぶことができます。

僕がDIYをし始めた時は、ほんと何回このミスをしたことか、、、
数えきれないくらい膝から崩れおちました。(笑)


対策|外寸ではなく“内寸”を意識した設計を!

この問題を防ぐための一番のポイントは、
「内寸=中に実際に使えるスペース」から逆算して設計することです。


板の厚みは思ったより“効いてくる”

一般的なDIYでよく使う板材には、以下のような厚みがあります。

  • 合板や集成材:12mm前後
  • しっかりした棚板:15mm〜18mm
  • 無垢材やフレーム材:20mm以上になることも

たとえば、側面の板に15mm厚の木材を使った場合、両側で30mmも“内寸が削られる”ということになります。
つまり、外寸で「幅30cm」の箱を作っても、中に入れられる物の幅は実質27cm以下になる、ということです。

この“たった数センチ”の差が、収納するものによっては大問題になるんですよね。


DIY設計のときに意識するべきポイント

  • まず「中に何を入れるか」を明確にする
     → 本?ファイル?おもちゃ?引き出し?サイズをしっかり測ることが第一歩です。
  • そのモノが入るための“内寸”を確保するよう設計する
     → 内寸が幅260mm必要で、板の厚みが15mmなら、外寸は最低でも290mm以上が必要。
  • 板の厚みを、部材ごとにしっかり図面に反映する
     → 上下・左右・奥行き、すべての厚みに注意。特に「底板の厚み」を見落としがちです!
  • 可能であれば“展開図”を描くクセをつける
     → 手書きでも良いので、設計段階で正面・側面・上面から見た図を用意しておくと、ミスを減らせます。

よくある失敗例|こんなはずじゃなかった…

僕も初めて収納棚を作ったとき、まさにこの「板厚見落としミス」を経験しました。

文庫本用の棚を作ったつもりだったのに、完成して本を入れようとしたら、

「あれ…立てて入らない。横にしてギリギリ…」

という状態に。側板の厚みと、棚板の高さ分を考えずに設計していたのが原因でした。


「モノありき」で考えるのがDIY成功のコツ!

収納や棚を自作するうえで、設計の基準を「入れたいもの」から逆算することはとても重要です。

板の厚みは、パッと見では意識しにくいかもしれませんが、積み重なると中の空間をかなり狭めてしまいます。
そのため、見た目や外寸だけでなく、「使いやすさ=内寸」を主役に据えて考えることが、満足のいくDIYを成功させるカギになります。

ちょっとした設計の意識で、仕上がりのクオリティも使い勝手も格段に良くなりますよ。

ビス打ちの落とし穴!よくある失敗とその原因とは?

DIYで棚や収納ボックスを組み立てているとき、意外と悩まされるのが「ビス打ちの失敗」です。

  • ビスの頭が飛び出してしまって見た目が悪い
  • 板の端がパキッと割れてしまった
  • まっすぐ打ったつもりなのに、気づけばビスが斜めに入っていた

こういったトラブル、経験ありませんか?

せっかく丁寧に作っても、ビスの位置や打ち方を間違えると強度にも見た目にも悪影響を及ぼしてしまいます。特に木材を扱うDIYでは、ビスの扱い方ひとつで仕上がりのクオリティが大きく変わるのです。

対策|「下穴を開けて、位置と角度を意識して打つ」

ビス打ちで失敗しないためには、以下の2点が非常に大切です。

  1. 事前に下穴(したあな)を開けておくこと
  2. ビスを打つ位置と角度を意識すること

この2つを意識するだけで、板の割れ・斜め打ち・浅打ちのリスクを大幅に減らすことができます

なぜ下穴が必要なのか?

木材に直接ビスを打ち込むと、ビスの力で木が広がり、割れてしまうことがあります。特に端に近い位置にビスを打つと、その力が一気に集中してしまい、パキッと裂けてしまうのです。

下穴とは、ビスを打つ前にあらかじめ開けておく小さな穴のこと。ドリルやキリを使ってビス径より少し細い穴を開けることで、

  • 木材の割れを防げる
  • ビスがまっすぐ入るガイドになる
  • 打ち込みがスムーズになり、ムダな力がかからない

といった効果が得られます。

特に無垢材やパイン材など、割れやすい木材を使うときには、下穴は“必須”といえるほど重要です。

ビス位置は「端から15mm以上内側」が鉄則

ビスを打つ位置も、意外と見落としがちなポイント。

木の端に近い場所へビスを打ち込むと、そこに負荷が集中してしまい、板が割れやすくなります。
このため、ビスは端から最低でも15mm(できれば20mm)ほど内側に打つのが理想的です。

また、板の厚みが薄い場合は、ビスの長さにも注意が必要です。長すぎるネジを使うと、裏から飛び出してしまい、思わぬケガや見た目の悪さにもつながります。

ビスをまっすぐ打つコツ

「気づいたら斜めに打ってしまっていた」というのも、初心者にはよくある悩みのひとつです。

まっすぐ打つためには、

  • インパクトドライバーや電動ドリルをしっかり両手で持つ
  • ビスの頭を軽く木にあてた状態で、一瞬回転させて“食いつき”を作る
  • 角度をキープしたまま、一気に最後まで打ち込む

という順序が有効です。最初にブレてしまうと、その後どれだけ丁寧に進めても、斜めに入ってしまいます。

どうしても心配な場合は、最初の数ミリだけ手回しドライバーで打ち始めるのも一つの手です。

ビス1本の扱いがDIYの完成度を左右する

DIYでは、「木を切って組む」だけが作業ではありません。ビス1本の打ち方やその位置までが“作品の質”に直結するのです。

  • 板を割らないための下穴
  • 安定感のあるネジ位置(端から15mm以上)
  • まっすぐ打ち込むための角度意識

この3つをしっかり守るだけで、見た目も強度もワンランク上の作品に仕上がります

「なんとなく」で済ませず、「ちょっと丁寧に」を意識してビスを扱う。
それだけでDIYの楽しさも、完成後の満足度も、きっと変わってくるはずです。

「耐荷重」を見落としたDIYの落とし穴

「見た目は完璧なのに、いざ使い始めたら棚板がたわんでる…」
「いつの間にか中心が沈んで、棚の形がゆがんできた…」

これもDIYで棚や収納を作るときに非常に多い“あるある失敗”のひとつ。
原因はズバリ、「耐荷重」を考えずに板の厚さや補強を決めてしまったこと
です。

棚は、置くだけでは完成ではありません。実際に何を収納するのか、それにどれだけの重さがかかるのかをしっかり想定して設計しなければ、見た目はきれいでも、使い始めた途端にその“もろさ”が露呈してしまいます。

対策|収納するモノに応じた「板厚」と「補強」の設計がカギ

たとえば、見た目が似ている棚でも、以下のように使い道が違えば必要な強度も全く違います

  • 文庫本だけの棚 → 軽量なので比較的薄い板でもOK
  • 辞書・図鑑・雑誌の収納棚 → 重量があるため強度が必要
  • 電動工具や道具箱を置く棚 → 部分的に強い荷重がかかるため補強が重要

内寸の時と同じで、「モノ」ありきで考えた設計が必要です。

ですが、初心者の方にはどれくらいの板ならどれくらい耐えられるのかなんてわからないですよね。

正直重量の問題は、板の厚さだけが原因ってわけではないので一概には言えませんが、参考例として基準となる用途別の推薦板厚を紹介します。

基準となる板の厚みとは?

一般的に、DIYで使用する棚板には以下のような目安があります。

用途推奨板厚
軽量物(文具、小物)12mm程度
書籍・日用品15mm以上
工具・家電などの重量物18mm以上+補強推奨

板厚が1〜2mm違うだけでも、耐久性やたわみ具合は大きく変わります。特に、長さが600mm(60cm)以上ある棚板は、中央部に重さが集中しやすく、たわみやすい構造になりがちです。

さらに安定感を高める「補強」の工夫

板の厚みだけでは不安な場合は、補強材を取り入れることで格段に安定性が増します。

おすすめの補強方法は以下の通りです。

1. 裏側に「桟木(さんぎ)」を取り付ける

棚板の裏に横向きの木材(桟木)を1本通すことで、横方向のたわみに強くなる構造に。
見た目を損ねにくく、初心者でも取り付けやすい方法です。

2. サイドに「L字金具」や「補強プレート」を入れる

四隅にL字金具をつけるだけでも、揺れや歪みに強くなるため安心感がアップ。重いモノを載せても棚全体がたわみにくくなります。

3. 中央に「縦の支柱」を入れる

棚の長さが1mを超えるような大型タイプでは、中央部分にも脚や支柱を追加するのが効果的。重さが1点に集中せず、均等に支える構造になります。

初心者でも作れる!収納ボックスDIYの基本ステップ<例>

収納ボックスは、DIY初心者にとって「手軽だけど達成感がある」代表的なアイテム。
作り方さえ覚えてしまえば、リビング・子ども部屋・玄関など、家じゅうの収納力をぐんとアップさせられます。

ここでは、幅40cm × 奥行き30cm × 高さ25cmサイズの基本的な収納ボックスを例に、材料選びから作業の流れまで、丁寧に解説していきます。

材料と道具|まずはここから準備!

ボックスの本体となる材料です。ホームセンターではカットも依頼できるので、最初は無理に自分で切らずにお願いするのがおすすめです。
合板は安価で加工しやすく、SPF材は木目がきれいでインテリア映えします。

必要な板の枚数(例)

  • 底板:1枚(40cm × 30cm)
  • 側板:2枚(30cm × 25cm)
  • 前後板:2枚(40cm × 25cm)(前部分は用途に合わせて)

※木材の厚み分を考慮したサイズ調整も忘れずに。

木工用ボンド

接合部分の密着力を高めるために使用します。ビス止めだけでは緩みやすい部分も、ボンドを併用することで強度がアップします。

ビス(25mm程度)

厚さ12mmの板を固定するには、25mm前後のビスがちょうど良い長さです。ビスが貫通しないように、板の厚みに合わせた選定がポイント。

ドライバーまたは 電動ドライバー

ビスを打つ前の下穴あけや、ビスの締め付けに使います。電動ドライバーがあると格段に作業がラクになりますが、なければ手回しのドライバーでも可。

塗料・ワックス(お好みで)

見た目を整えたり、木材の保護をしたい場合には塗装がおすすめ。ナチュラルな雰囲気にしたいならワックス仕上げ、ポップにしたいなら水性塗料など、選ぶ楽しさも魅力です。

キャスターや取っ手(オプション)

移動させやすくしたいときには、キャスターを底面に取り付けましょう。また、見た目のアクセントにもなる取っ手を前面につけると、ぐっと使いやすさが増します。

作り方の流れ|順番通りで失敗なし!

作業の流れを間違えずに進めれば、初心者でもスムーズに作れます。以下のステップに沿って、じっくり進めていきましょう。

1. 板を設計寸法どおりにカットする

ホームセンターでカットしてもらうと、精度も高く、自宅での作業がぐっとラクになります。
※ご自身でカットする場合は、正確な採寸とまっすぐな切断を意識しましょう。


2. 仮組みでイメージを確認

いきなり接着・固定せずに、板を並べて全体の形を確認します。ビスの位置や木口の向き、間違いやすいポイントを事前に把握しておくことが大切です。


3. 木工用ボンドを塗って、順に組み立てる

接合部に木工用ボンドを塗り、以下の順で組み立てていきます。

  • 底板を置く
  • 側板を左右に立てて取り付ける
  • 背面板を接合
  • 最後に前面板を取り付ける

※側板を“内側に入れる構造”にすると、外からビス頭が見えずに仕上がりがきれいになります。


4. 下穴を開けてビス止めする

木割れ防止のために、ビスを打つ前には下穴(下準備の穴)を開けましょう。ドリルの直径はビスより一回り小さいサイズがベスト。

ビス止めは、角を揃えながらまっすぐ打つことが重要です。斜めにならないよう慎重に。


5. 塗装やワックスで仕上げる

塗装をする場合は、組み立て前でも後でもOKですが、全体の質感を整えるなら、組み立て後に一気に塗るほうがバランスが取りやすいです。

布で塗り込むタイプのワックスは初心者でも扱いやすく、ムラになりにくいのでおすすめです。


6. キャスターや取っ手を取り付けて完成!

底面にキャスターをつけることで、掃除のときや模様替えの際に“転がして動かせる”便利収納に早変わり。
取っ手をつけるとデザインのアクセントにもなり、実用性もアップします。

まとめ|収納ボックスDIYは「手軽で奥が深い」

収納ボックスは、一見シンプルな構造ですが、寸法の工夫や仕上げのこだわり次第で、使い勝手もインテリア性もぐっと高まるアイテムです。

「木を組む」「ビスで止める」という基本の工程をしっかり学べば、他の家具づくりにも応用が利きます。まずはこの収納ボックスから、あなたのDIYライフをはじめてみませんか?

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